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縁の下の力持ち
頑張っています!
皆さんこんにちは
溝の口駅徒歩4分のよつば歯科の院長です。
普段はあまり気にしていない方が多いかと思いますが、唾液が少なくなると本当に困ります。
僕もこの時期は花粉症の薬の副作用で唾液の量が少なくなるのですが、まず単純に気持ちが悪いです!
ただ、唾液って他にもたくさん役に立つ役割があるのですが、皆さん唾液の色々な働きがについてどこまでご存知でしょうか。
普段は意識をしないと唾液のことってなかなか気にすることは少ないかと思いますが唾液は実は縁の下の力持ちで色々な働きがあるのです!!
今日はそんな唾液の頑張りを皆さんに知っていただきたいと思います。
唾液の頑張り
①自浄作用
唾液によってお口の中の汚れや増殖した菌などが流されていきます。
②免疫作用
唾液の中には抗菌作用を持った成分が含まれていて、外部から口の中に入ってきた菌などから体を守っています。
③消化作用
唾液中の酵素によって食事中の主に炭水化物を消化します。
④緩衝作用
食事をすると口の中は酸性に傾きます。強い酸性の状態が続くと虫歯になりますが、唾液の中和作用によって、お口の中の酸を速やかに中性に戻します。梅干しなどの酸っぱいものを食べたときに唾がたくさん出るのもこの緩衝作用のためです。
⑤再石灰化作用
食事などでお口の中が酸性に傾くと歯の表面が溶けだしますが、唾液の再石灰化作用によってすぐに修復されます。再石灰化が追い付かなくなると虫歯になってしまいます。
⑥味覚作用
食べ物の味を舌の味覚細胞に伝える作用があります。お口の中が乾燥していると味覚を感じにくくなります。
⑦食塊形成
食事を噛んだ時に飲み込みがしやすいようにまとめる作用があります。パサパサした食べ物を食べると飲み込みにくくなりますが、唾液が出てくると自然と飲み込めるようになります。
⑧粘膜保護作用
唾液が潤滑油のような役割をもっているので歯と舌が擦れにくくなったり、歯ぐきや頬の粘膜などが傷つかないようにしてくれています。
予防のために
以上、箇条書きにしてみましたがいかがでしょうか。
普段気づかなくても唾液は文句も言わずにしっかりと働いてくれていたんですね。そんな唾液のことをたまには意識してみてもよいかもしれませんね。というか予防という観点からすると唾液を意識することは非常に大事なことです。
逆に夜寝ているときには唾液の量が減りますから、先ほどお話しした沢山の唾液の作用が弱くなってしまうので、寝る前の歯磨きはとても大事になってきますので皆さん注意してください。
困ったときは溝の口駅徒歩4分のよつば歯科までご相談ください。