歯磨き3

歯磨き3

一本ずつ磨く意識

皆さんこんにちは

溝の口駅徒歩4分のよつば歯科の院長です。

 

今日も歯磨きについてお話しします。

 

前回までは全体的な磨き方のコツを説明しました。

順番を決めて磨くことによって磨き忘れの部分を無くしましょうといったお話でした。

 

今回は全体ではなく歯の一本一本をしっかり磨くための方法をお話ししたいと思います。

 

歯を一本しっかりと磨くために必要なことは歯に対して歯ブラシを正しく当てることが大事です。

ですから、まず歯ブラシの動かし方について説明をしていきたいと思います。

 

歯ブラシの動かし方でよくある間違いとしては歯ブラシを大きく動かして磨くやり方です。

一度にたくさんの歯を触れるので時間効率という点では悪くないのですが、歯の磨きやすい部分しか汚れが落ちにくいのです。

また、大きく歯ブラシを動かす方は力が入りすぎていることが多く、歯が削れてしまう原因にもなってきます。

 

では正しい動かし方とはどんなものなのでしょうか。

答えは先ほどの悪い動かし方の逆の方法です。

要するに歯ブラシを細かく動かして歯を一本一本磨くようにしていきます。

その際に、力を入れずに歯ブラシの毛先が歯に触れる程度の強さで歯に当てます。

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歯ブラシの動かし方

ほうきをイメージしてください。

竹ぼうきよりも毛先のそろったほうきの方が歯ブラシに近いですのでイメージとしてはぴったりです。

皆さんがほうきでゴミを掃くときに、地面にほうきを強く押し付けて『ゴシゴシ』と掃くことはありますか。

むしろ力を抜いて、『サッサッ』と掃きませんか。

 

歯ブラシも同じで、力を入れて歯に押し付けてしまうと、毛先が潰れてしまって逆に汚れが落ちにくくなってしまうのです。

ですから歯ブラシを歯に当てるときは毛先が軽く当たるくらいに力を抜いてください。

ただし、完全に力を抜いてしまうと歯と歯の間が磨けなくなってしまいます。

歯と歯の間を磨くときは少し毛先が歯と歯の間に入るように力を少しだけ入れます。

歯と歯の間に毛先が入った感覚があったらその状態で歯ブラシを細かく振動させてください。

この時も大きく歯ブラシを動かしてしまうと、せっかく歯と歯の間に入り込んだ歯ブラシの毛先が逃げていってしまいます。

 

歯並びによっては動かし方にかなりコツが必要な場合もありますので、気になる方はご相談ください。

また、歯ブラシの毛先が広がっていると毛先が歯に当たりにくくなってしまうので交換してください。

個人差もありますが、1カ月に一度くらいを目安に交換すると良いと言われています。

 

歯磨きについてお悩みの方や、自己流で磨いてしまっている方は定期的にチェックをしたほうが良いと思います。

せっかく同じ時間をかけて歯を磨くのであれば、正しい磨き方を覚えて歯を病気から守ってあげましょう。

 

困ったときは溝の口駅徒歩4分のよつば歯科までご相談ください。