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歯磨き4
皆さんこんにちは
溝の口駅徒歩4分のよつば歯科の院長です。
前回までに引き続き今回も歯磨きについてです。
前回、歯磨きのやり方で力を入れないようにしましょうとお話ししたかと思いますが、歯ブラシの持ち方で力の入り方が変わってきます。今日はそのあたりのお話をしてみたいと思います。
上の写真を見てください。
パッと見、上手に歯磨きをしているように見えますが、手が「グー」になっていますね。
これでは自然と力が入ってしまい、歯ブラシに余計な力がかかってしまいます。
歯ブラシに余計な力がかかると毛先がつぶれて、歯が磨きにくいだけでなく、歯ぐきを傷つけてしまったり、歯が摩擦ですり減ってしまう原因にもなってきます。
前回のホウキの例えでいうところの地面にホウキをグッと押し付けている状態です。
これでは地面をきれいに掃くことが難しそうです。
では、力を抜くためにはどうすればよいのでしょうか。
それは「ペングリップ」と言われている持ち方です。
上の写真を見てください。
歯ブラシを手のひらで持たずに、指先だけで支えている状態です。
この持ち方であれば、余計な力が入りにくく、歯ブラシの毛先もつぶれにくい状態になります。
この状態で磨くことによって歯ブラシの持っている『汚れを取る力』が最大限に発揮されます。
では、ここまでの磨き方をおさらいしてみましょう。
・まず磨き残しを防ぐために磨く順番を決めて、磨き残しの部分がないようにしましょう。
・磨くときに複数の歯を一度に磨こうとせずに、一本ずつ磨くことを意識しましょう。
磨き残しが多いのは、歯と歯の間、歯と歯ぐきの間、かみ合わせの部分、一番最後の歯の奥の部分です。
一つずつ歯を磨くことを意識しながら10-20回ほど細かく歯ブラシを動かします。
その時に毛先が歯と歯の間から逃げないように小さく動かすことを特に意識してください。
・磨くときは力が入らないように歯ブラシの持ち方は「ペングリップ」にしましょう。
歯と歯の間に歯ブラシの毛先が入るくらいの力で十分です。
・歯ブラシの毛先が開いたら交換しましょう・
開いた歯ブラシでは歯磨きの効率が著しく悪くなります。
以上、歯磨きの仕方についてまとめてみました。
ただ、文字で表現するだけでは伝わりにくい部分が多いので、実際に歯磨きができているか定期的に歯医者さんでチェックをしてもらったほうが良いでしょう。
困ったときは溝の口駅徒歩4分のよつば歯科までご相談ください。